俺は?俺の出番は!?
はい、というわけで今回は半分くらい背後の忘備録だよー。
そもそも、レオのコンセプトは
「平穏に暮らすためなら手段を選ばない」
でした。
初期クラスがローグだったのは、
隠れ身で昼寝したり、自動販売機の下の十円をトレジャーセンスで見つけたり…
そんなささやかな平穏を存分に享受するため。
「僕は――誰にも邪魔されずに、寝るんだ!」
「五百円拾ったから今日は最高の日!」
一般人にはない力を使って、全力で「普通」を満喫する。
名前の派手さとは対照的に、本当に普通の男の子になる予定でした。
個性の部分も、十円関連の話になったときだけヒートアップする、という程度で。
カズマが自分が楽しめる環境を作り出すアクティブなキャラクターだったので、
レオはなにげない日常を享受する受身なキャラクターを想定していました。
が。
そもそも日常というのは他者との関係性で生まれるもので、
当初の蒼にはLCとの関係(=非日常)しか表現する場がなかった。
レオが活動するために必須なの「日常」がなかったのです。
一年の眠りについていたレオを稼働させるにあたっての問題も
この受け身型日常キャラ、というスタンス。
なので、稼働させるためのスパイスとして、
「こういう人間が誰かを好きになったらどうなるのか」
という味付けをしてみました。
いやホントどうしてこうなった…
今ではNPCを追いかけまわす立派なストーカーです。
各クラスレベルを満遍なく上げているのは、もちろん数値的な意味もありますが、
「平穏に暮らすためなら手段を選ばない=平穏を阻害するための対処法を知る」
という解釈ゆえでもあったりします。
閑話休題。
一年前とは情勢が変わり、成長の方向性も大幅に変わりました。
最後はニンジャの予定だったレオですが、魔鎧の実装でバリバリの武闘派でいくことに。
ニンジャ20→コスプレ30→各クラス20(サイオニック除く)→グラップラー
○レオ
鳳凰の拳、則天去私、光条兵器、ヒロイックアサルト、
鋼鉄の絆、リジェネレーション、両手利き、+α
○ヴィク
先制攻撃、隠行の形、エンデュア、博識、ヒール、隠れ身、殺気看破、+α
が現在の育成モデル。
なんだかんだ言って単独生存能力特化型という、
カズマと同じような特性になる気がします。
そしてレオ自身が前に立てるようになったので、
一番割を食ったのが前衛担当予定だったリーナ。
本当はリーナが前衛で果敢に戦い、死角からレオが暗殺していくって関係だったのですが。
イコン戦でのパートナーはイスカに奪われ、
イロモノ枠にはマキナが居座り、
レオ自身もヴィクと契約して一人で俺TUEEEEEできるようになったし。
まぁ精神的に一番大人で、軸がブレないのもリーナなので、
そういう場面で活躍することになると思います。