夢が返って来たのでコマンダースレを覗いてみる。
うわぁ。
……把握するだけでも一苦労なんだがっ!
いやーもうおにーさんついていけない。
ていうかここの作戦が全体の正式な作戦になるんじゃないの?
……投げ出すわけにはいくまい。ポジションでコマンダー選んだ時点で覚悟すべきことだコレは。
そういうわけでちょっとマジメに考えてみた。
論理の飛躍があるのは仕様だ。
◆方針
まず俺のスタンスとして
・中立である
・戦争は対立解決の「過程」で、戦後処理が最も重視すべきもの
ということ。
要するに、後で上手く立ち回りやすい勝ち方をしよう、ってことだ。
んで、今回絶対避けたいのは
・「影の城」の崩壊による吸血鬼の死亡(欧州の吸血鬼からの干渉ウザそう)
・エルザの死亡(人狼側にアプローチできる唯一の人物の絶対死守)
の二点。
現状、友好的な態度をとっているアルバートたちは少なくとも「交渉可能な相手」であり、今回の学園による武力介入によってこちらに「借り」を作ることになる。言ってしまえば、「人狼の処遇における優先権」がもらえちゃうわけだ。
逆にここでアルバート勢が全滅した場合、防衛に徹していた吸血鬼側に「人狼への攻撃材料」を与えてしまうことになる。しかも欧州から来た彼らには我々の意見を聞く義務がない。
吸血鬼の援軍として戦うことに難色を示している人もいるが、まずは先走ってる人狼をおとなしくさせる必要があるわけだ。
で、フェンリルをどうにかして初めて、人狼に対して学園が「エルザによる事情の説明、ドリームダイブによるネジ蟲駆除」が行なえるようになる。場合によっては吸血鬼を納得させるためにドリームダイブに同行させればいい。
人狼側が自らの行動を陳謝し、学園側が仲介に立てば表立って小競り合いを再開することは困難になるだろう。
◆行動
今のコマンダー議論の欠点は、端的にいうと心情を行動に反映しすぎってこと。あと俺もだが戦後交渉考えすぎ。
今回の戦争は「早急にフェンリルを鎮圧すること」こそ被害を最小限に抑えるポイント。
戦争である以上、生死は互いに承知のうえだ。
まずは確実で効率的な作戦の立案が急務だと思う。
……でも今回ばかりは「夢」という要素があって、先にそれが影響をもたらさない行動(負傷者の救護など)の議論が先に白熱してしまったってのあるんだよな。
まぁ過去を嘆いてもしょうがない、問題はこっからどう成功に持っていくかだから。
・【事前通告】
これは「伝わる」ことより「言った」ことに意味がある。
正直双方の勢力の末端にまで危険を冒して伝令を送る必要性はまったくない。
「我々は今回の戦争によって、一般人への被害、および世界結界への影響が大きいと判断したため、早急な事態の収束を図る」
という内容を書く箇所で放送したりヘリオンサインするだけで十分。
ちょっと考えてほしいのは、銀誓館学園はエルザによって人狼の襲撃の事実を知り、吸血鬼の救援要請によってフェンリルの存在を知った。そこではじめて、「フェンリルという世界結界に悪影響を与える存在を駆逐する」という学園が動くに足る材料を得た。
つまり、「結果的には吸血鬼の応援」でも「行動理念は世界結界の維持」なわけだ。
アルバートも、「助けてくれ」じゃなくて、「世界結界に影響が出るから共闘できる」って言い方だったしな。
アルバートは「結果的に増援」になることを求めてるわけで、こっちの心情なんざどうでもいい、というふうにもとれるんだが。
まー食えない吸血鬼クンのことは戦後に考えればいい。
今回は、「世界結界のために武力介入した」という事実を前面に押し出せればそれだけでオッケーだろ。
・【救護活動】
できるんならしたほうがいい。
トドメを止められるのなら止めたほうがいい。
この戦いが終われば誤解は解けるのだから。
そのときの悲しみを少しでも減らすために。
……こういうことでいいんだろ?「可能な範囲で」やればいいと思うぜ。
これで自分が怪我するようなことがあるなら別だが。
・【対フェンリル】
儀式を妨害するのが最も安全かつ確実だろう。
これはフェンリルの力があまりに未知数、というのが最大の理由。
が。「フェンリルを撃破した」という事実は武器になる。
フェンリルは人狼の切り札であり、最強の攻撃カード。
同じメガリス破壊効果で生み出された「影の城」を消滅させられるほどの力を持つ。
ぶっちゃけ攻撃能力で言えば、「シェルター」効果の吸血鬼や「損害減少」効果の銀誓館とは比べ物にならん。
にもかかわらずフェンリルを学園が撃破する、というのは人狼に対しても吸血鬼に対しても大きなアドバンテージになる。
悪い言い方をすれば、「武力を使った交渉」が可能になるということだ。
そういう意味で、被害を考えないのならフェンリルを直接撃破したほうがいい。
しかし、このフェンリル恐らく学園始まって以来の最強の敵。
場合によっては撃破不可能の判断が下される可能性がある。そうなってから儀式を妨害するのでは遅い。
よって、戦力を分ける危険性はあるが、俺は【二分隊ルート】
A:1→2「→5」→8→7
B:1→5「→5」→9→7
を推奨。
◆未整理の情報
・人狼は「戦うことをいとわない」だけであって、決して「好戦的」なわけではない。
・ダイブでネジ蟲を駆除した後なら、人狼は吸血鬼との和解はできるはず。現にエルザ自身は「城を明け渡して降伏すれば……」という回答を導き出そうとしている(ネジ蟲に阻まれたが)。ということは、逆に吸血鬼側に謝罪する可能性すらあるんじゃないか?
・「お前達がお前達のやり方で吸血鬼の城を破壊したのならば、我々は新たな指示が下るまで戦端を開くことはあるまい」っていわれてんのに学園にその手段と選択肢が与えられてないってどーゆーことさ?
◆結論
コマンダーが150人もいるのは逆効果(ぶっちゃけた!)